Jan
12
最新のITや開発言語Elixirの話をします【kokura.exラジオ】#38
毎週水曜 AM 8:30〜9:30 オンエア!(Twitter Spaces)
Organizing : kokura.ex
Registration info |
視聴する Free
FCFS
管理者枠 Free
FCFS
|
---|
Description
【お知らせ】
本イベントは、Twitter Spacesによる音声配信コンテンツ となります。
配信URL
https://twitter.com/i/spaces/1RDGlgOjeaVKL
- 開始時間 AM8:30 になりましたら、上記URLよりご参加ください。
- Twitterにてハッシュタグ #kokuraex 投稿で番組オンエア中のご感想やご質問もお待ちしています。
- slack elixir. jp の #kokura-ex チャンネルでは、リアルタイムで情報共有しています。発言も歓迎です!
なお、当connpassページで参加申し込みをしておいていただきますと、 配信日が近づいたらリマインド通知を受け取ることができるのでおすすめです。(任意参加)
kokura.exラジオ(毎週水曜 AM 8:30〜9:30)
開発言語Elixirをわいわいと盛り上げていく技術コミュニティkokura.exがお送りする音声配信番組です!
今回は、2022年オンエア第1弾!ということで、年末年始のElixir関連トピックなどを中心にお送りします!
(参考: Elixir関連アドベントカレンダー)
kokura.exラジオconnpassページのブックマーク保存もしていただければ幸いです!
タイムテーブル
時間 | 内容 |
---|---|
AM 8:30 | 配信スタート(番組URLをTwitterハッシュタグ #kokuraex でお知らせします) |
AM 9:30 | 配信終了 |
- 途中入室&退室はご自由にどうぞ
kokura.ex
小倉Elixirコミュニティ「kokura.ex」は、「高速処理性能」と「高い開発効率性」を両立できるプログラミング言語「Elixir」と、そのWebアプリケーションフレームワーク「Phoenix」を北九州で広め、ワイワイと盛り上げていくコミュニティです。
これから先端技術をやりたい方や、最新のプログラミングを学びたい方、未来に向けてITに強くなりたい方など、技術への興味レベルが高い方や、プログラミングに関心が高い方のご参加を歓迎します!
- kokura.ex ポータルサイト
kokura.exのご質問用slackチャンネル
elixir.jpワークスペースの招待URL
こちらからご登録をお願いします
- ききたいこと
- Elixirプログラミングで詰まったところ
- 個人開発でつくったものをお披露目したい!等
でてきましたら、チャンネル#kokura-ex でご発言よろしくお願いします!
「Elixirって、今どんな感じなの?」
Elixir/Phoenixにとって、2016~2019年は、
- マルチコアのCPU全てをフル活用できる「Flow」や「GenStage」
- 動的生成されたマルチプロセスを監視・自動再起動できる「Dynamic Supervisor」
- Webフレームワーク「Phoenix」のHTTP/2対応やwebpack対応
- IoTコアライブラリ「Nerves」と、クラウド上からファームウェア更新を叶える「NervesHub」
といったElixirならではの革新的な独自機能を出しつつ、「Elixir/Phoenixのみで、Webプロダクト開発やSI案件開発を不自由無く行える」フェーズへと進化しています
Githubに登録されているElixirライブラリも、36,000件を突破し、2年前の7,000件程度と比べ、5倍以上へと急増しました
2014~2015年付近は、Elixirも未だ未成熟で、「Erlangを覚えなければElixirは使えない」という認識が一般的でしたが、現状は、Elixir単独で充分にプロダクト開発/SI案件開発を行える状況へと変わってきています
また、2017年にはGCP(Google Cloud Platform)でのElixir採用、2018年にはAWSでのカスタムランタイム採用、といった、大手クラウドでのElixir採用という追い風もありました
福岡においても、Elixir/Phoenixをプロダクト開発/SI案件開発で採用されるケースが増え、他言語よりも明らかにレスポンス速度が速いWeb+DBが数日で構築できた事例や、1年以上ダウンせずに運用が回った事例など、実運用の実績も増えています(福岡以外でも、SlackやLINE、ニコニコ動画、mixi、gumi等での活用事例もあります)
全世界で見れば、2014年は、200社程度しか採用していなかったのが、2016年は1,100社を超え、現在は、ゲームサーバだけに限らず、フィンランドやスウェーデン、イギリスを始めとする、金融/証券/SNS/メッセージング基盤などの分野で活用されており、世界的にも有名なSlackやDiscordでも積極的に活用されています
そしてElixir/Phoenixにとっての2019年は、以下を完備し、スマホ開発やクラウドへの接続性も大幅に増強されました
- Phoenixで、JavaScript無のElixirのみで、フロント処理を動的生成できる「LiveView」
- 対障害性を備え、Amazon SQSとも接続できる並列ライブラリ「Broadway」
- Prometheus等の外部監視系への容易な接続を実現する「Telemetry」
今は、まさにElixir/Phoenixを始めるには、もっとも美味しいタイミングと言えるでしょう
海外と福岡のおける導入企業/規模/事例は、以下fukuoka.exポータルにて紹介しています
https://fukuokaex.fun
更に、kokura.ex/fukuoka.exでは、これまでの言語では表現できなかったような次世代の高生産性Web/API開発スタイルの確立や、大規模インフラでもDBサーバをネックにしないためのスケールアウトの仕組み、ElixirとGCP上のAIエンジンを繋いだ画像解析システム、数倍のパフォーマンスを発揮できるGPU/FPGA活用、Elixirプロセスよりも更に軽量なプロセスライブラリ実装、ElixirによるElixirコンパイラ開発といった、先端領域でのElixir活用も、今まさに熱く展開しています
「でもElixirって、使いづらくて覚えにくい『関数型言語』でしょ?」
一般的に「関数型言語」と言えば、言語の習得が難しく、組織として選定しづらいイメージがありますが、Elixirは、言語仕様や構文がシンプルかつ簡単なので、「育成や習得の容易性」を切り捨てること無く、関数型のメリットも享受できます
関数型のメリットは、以下の通りです
- 状態が無いことで、同じ入力を何度行っても同じ出力しか返さないので、意図しない挙動にならない
- 変数がイミュータブル(作成後にその状態が不変)なので、マルチスレッドや並行処理で競合しない
- プログラム構造が小さな関数群で構成され、シンプルに保たれるため、変更容易性が向上する
- 少ないコードで、凝縮度の高い高度な処理が書ける
- リスト設計に慣れていくと、他言語で数百行かかる複雑な処理も、数行のコードで組むことが可能になる
- できあがったコードは、オブジェクト指向言語の1/100の量になることもあり、見た目も100倍エレガント
- オブジェクト指向言語経験者の移行は大変(関数型全般に言える)だが、移行後は、何倍も生産性が高まる
更に、「Elixirならでは」の以下メリットも上乗せされます
- 習得がカンタンなので、プログラミング経験が無い入門者・初級者向け
- 関数の引数でのパターンマッチが可能で、呼出時の事前条件チェックや関数呼び分けには、快感すら感じる
- JSONパースが得意なので、Google APIやBacklog API等、様々なWeb APIとの連携に強い
- マルチコアCPUを簡単にフル活用できる
- マルチクラスタ(AWS、GCP、Azure)のスケールアウトも楽々実現
- 長期間の安定運用を実現してきた「Erlang VM」の元で動作する
- データ変換とバイナリデータ検索に特化しているので、ファイルヘッダ解析やIoT/ドローン制御にも向いている
実際に、Elixirがどの位カンタンに習得できるかと言うと、たった3つの関数を覚えるだけ、30分~1時間もあれば、Web+DB/Web+API/Webグラフ表示まで実現できてしまいます
通常の関数型言語と一線を画す、このElixir/Phoenixのパワーを直接体感してみたい方は、「ExcelでElixirマスター」シリーズをご覧ください
ご不明点がありましたら、connpassのフィードや、上記kokura.exのslackチャンネルよりお問い合わせください。
Media View all Media
If you add event media, up to 3 items will be shown here.